メモのページ - チラシの裏メモ 3枚目

通信技術や気になった事を黙々とメモし続ける

50歳目前でLPIC 201試験に合格

今年の9月下旬にLPIC 102試験に合格した勢いそのままでLPIC 201試験の勉強を開始。11月下旬にLPIC 201試験を受験し合格した。LPICとはLinux Professional Institute Certification(Linux技術者認定試験)の略称で、カナダに本部を置くLinux Professional In…

Raspberry Pi3 Model Bでファイルサーバを構築

Raspberry Pi3 Model BにOpenBSD 7.4をインストールし自分用のsftpサーバとしてひっそりと運用していたが、自分のみならず家族全員で簡単に利用出来るファイルサーバを立ててみようという事で、今回はファイルサーバSambaのインストールと設定を行った。 自…

Debian GNU/Linuxのコンソールフォントのサイズの変更

メインで使用しているAndroidなスマートフォン、SONY XPERIA 1にてVirtualBoxのようなアプリLimbo PC Emulatorを使用している。 Limbo PC EmulatorのゲストOSとしてDebian GNU/Linux 9.13 Stretchを動かし、持ち歩き可能なSambaサーバとして運用しているが、…

OpenBSDをVirtualBoxで動かす

10月8日にOpenBSDの新しいバージョン7.6がリリースされた。 自宅のサーバのOSとしてOpenBSDを導入して以降、OSのアップデートはsysupgradeコマンドで実行してきた。 今回はOpenBSD 7.6を最初からインストールしようとしたがインストールの手順を所々で忘れて…

中古iPhoneをYAMAP専用端末として使用する

自分が勤務している通信業界では、通信機器には「主系と従系(または1系や2系)」という概念が有る。通常は主系で通信の処理を行い、主系に障害が発生した場合は、主系で行っている処理を切り替えて従系にて通信の処理を行う。自分はその概念に倣い、外出時…

50歳目前でLPIC 102試験に合格

約15年もの間放置していたLPIC Level1の認定を更新する為、LPIC 102試験を受験し合格した。LPICとはLinux Professional Institute Certification(Linux技術者認定試験)の略称で、カナダに本部を置くLinux Professional Instituteによって運営されている世…

Amazon Linux 2023にMySQLを導入してみた

業務で商用版のMySQLに触れる機会が生じた為、先日VirtualBoxに導入したAmazon Linux 2023にMySQLのコミュニティ版をインストールしてみた。 今回導入するMySQLのバージョンは、最新版ではなく業務環境でよく見られる「枯れたバージョン」を利用。yumやdnfコ…

Amazon Linux 2023をVirtualBoxで動かす

Amazon Linuxとは Amazon LinuxはAWSが提供するLinuxディストリビューションで、Amazon Linux 2023は2023年3月15日にGA(General Availability:一般公開)され、当記事の作成の段階ではAmazon Linuxの最新バージョンである。AWS界隈ではAL2023という略称が…

Interop Tokyo 2024に行ってきた

今年も、ネットワーク・インフラ技術やそれらを用いたソリューションサービスに関する国内最大規模の展示会であるInterop Tokyoに行ってきた。 昨年に引き続き、AIやゼロトラストセキュリティとインフラおよびIPネットワークとの融合が強く意識された出展が…

SONiC Workshop Japan 2024に参加した

SONiC Workshop Japan 2024とは 2024年5月24日(金)、お台場にあるdocomo R&D OPENLAB ODAIBA(台場フロンティアビル)にて開催された。 オープンソースのNOS(Network Operating System)であるSONiCに関する日本語での交流を目的としたイベントで、SONiCを…

YAMAPを5年間使用しての感想

今年のゴールデンウィーク期間中は奥多摩の石尾根を鷹ノ巣山から奥多摩駅方向に縦走した。晴天の中、鷹ノ巣山の山頂からの眺望や尾根歩きを堪能する事が出来た。 今年の5月をもって自分はYAMAPを5年間利用し続けてきた事に気がついた。今回はYAMAPの使用感に…

VyOS Networks Blogのある記事が少し荒れている件について

Debian GNU/LinuxベースのソフトウェアルータVyOSの公式サイト内のVyOS Networks Blogにて、今年4月25日に投稿された記事 Community,Contributors,User Base and LTS builds が少し荒れた。 VyOSのコミュニティ自体が小規模、もしくはVyOSのコミュニティに興…

DELL版のSONiCをVMware Fusionで動かす - 導入編

3年程前にホワイトボックススイッチのNOS(Network OS)であるSONiCをVirtualBoxにデプロイし、L2 MC-LAGやIP Clos構成等を組んで色々遊んでいたが、その際に導入したSONiCはMicrosoft社が開発しLinux Foundationで管理しているOSSなSONiCである。一方、OSS版S…

OcNOSをVirtualBoxで動かす

前回および前々回の記事では、VMware FusionにてOcNOSをデプロイし初期設定と動作確認を行なった。 OcNOSのダウンロードサイトでは動作環境としてVirtualBoxも挙げられているものの、ダウンロードサイト内で入手する事が出来る導入手順書(OcNOS VM VirtualB…

OpenBSD 7.5のインストールに失敗する

4月に入り、そろそろ新しいバージョンがリリースされるだろう(※1)という事でOpenBSDのサイトにアクセスしたら、OpenBSD 7.5が4月5日にリリースされていた。 今回はバージョン7.4からのアップグレードではなく、インストーラのisoファイルをダウンロードしV…

Dockerを使ってVyOS 1.4.0-epa2をビルドした

時々見ているVyOS Network Blogの2024年3月15日の記事にて、VyOS 1.4.0-epa2がリリースされた旨の記事が掲載されていた。epaとは、early production accessの略称である。 https://blog.vyos.io/vyos-1.4.0-epa2-release VyOS Network Blog VyOS Network Blo…

OcNOSをVMware Fusionで動かす - 動作確認編(BGP)

前回はOcNOS VMのvmdkファイルの入手とVMware Fusionへのデプロイを行い、初期設定としてホスト名やsshログインの為の設定等を実施した。 OcNOS VMは他の仮想アプライアンスのような評価版ライセンスを適用させる作業は無い為、デプロイ完了後はすぐに設定や…

OcNOSをVMware Fusionで動かす - 導入編

開発に日本人の技術者が深く関わっている点や提供元のIP Infusion社(米国)のCEOが日本人である点だけでなく、2021年以降通信事業者を中心に導入事例が急激に増加しているネットワークOSという点などから以前から気になっていたOcNOS。今回は試用版であるOcNO…

古いOSでneofetchを実行する

Linuxや*BSD等のようなUNIXライクなOSやmacOS等でシステムの情報をCLIで出力する為のツールであるneofetchを、20年程前にリリースされたOSで実行可能にするための備忘録。 Linuxの各ディストリビューションや*BSD等がパッケージで配布しているneofetchではな…

Clear LinuxでSFTPサーバの設定

Intel社が開発を進めているLinuxディストリビューションClear Linuxで、SFTPサーバやファイルサーバを立ててみた。今回は第一弾としてClear LinuxのインストールとSFTPサーバの構築までのメモ。 数日前に見た海外のITニュース系サイトにて、ベンチマークテス…

YAMAHAの仮想ルータ vRX for VMware ESXiを試用する - VyOSと接続編

9月中旬にYAMAHAのソフトウェアルータであるYAMAHA vRXをVMware ESXiにデプロイしトライアルライセンスを適用させてから時々いじって遊んでいたが、3ヶ月間の試用期間はあっという間で、今月末をもってトライアルライセンスが期限切れとなり試用期間が終わる…

Raspberry Pi3 Model BにOpenBSDをインストール

しばらくの間使わずに本棚に放置されていたRaspberry Pi3 Model BにOpenBSDをインストールし、家庭内用のsftpサーバを構築した。LinuxやFreeBSDはモニターとUSB接続のキーボードをRaspberry Pi3に繋げばサクッとインストール出来たが、OpenBSDはUSB/UARTコン…

母校である東京農業大学の箱根駅伝の歴代の成績を調べてみた

2024/10/19追記:第101回大会(令和7年)箱根駅伝予選会の結果を追記 昨日立川で行われた第100回箱根駅伝の予選会を通過し、自分と妻の母校である東京農業大学が10年ぶり70回目の出場が決まった。第1回大会からこれまでの間に関東学生連合など選抜チームを含め…

YAMAHAの仮想ルータ vRX for VMware ESXiを試用する - IPIP設定編

前回は、YAMAHA vRXをデータセンタのWANルータ(至側)、中古で購入したYAMAHA RTX810をユーザサイト側のWANルータ(自側)としてIPsec VPNの簡単な設定を投入し、拠点間のVPN通信を確立させた。 今回もYAMAHA vRXの拠点間通信の対向先としてYAMAHA RTX810を使用…

YAMAHAの仮想ルータ vRX for VMware ESXiを試用する - IPsec設定編

前回は、VMware ESXiにデプロイしたYAMAHA vRXのWAN側およびLAN側にIPアドレスのアサインやsshログインの為のsshサーバ設定、時刻情報を外部のNTPサーバから取得する為の設定など初期設定を実施した後、トライアル用の基本ライセンスとオプションライセンス(…

YAMAHAの仮想ルータ vRX for VMware ESXiを試用する - 初期設定編

ヤマハが2019年9月に販売開始した仮想ルータvRX。自宅のPCにて稼働するVMware ESXiにYAMAHA vRXをデプロイした様子を当ブログにて2回にわたり公開した。今回は続編として、YAMAHA vRXの初期設定とトライアルライセンスの適用に至るまでの流れを記事に残した…

YAMAHAの仮想ルータ vRX for VMware ESXiを試用する - 導入編②

企業向けのルータやファイアウォール製品を開発・販売してきたヤマハ株式会社が2019年に販売開始をしたYAMAHA vRXを試用すべく、VMware ESXiにYAMAHA vRXデプロイした際の手順のメモを2日連続で当ブログに書き残した。 当記事はYAMAHA vRXをVMware ESXiにデ…

YAMAHAの仮想ルータ vRX for VMware ESXiを試用する - 導入編①

企業向けのルータやファイアウォール製品を開発・販売してきたヤマハ株式会社が、2019年に仮想ルータvRXの販売を発表。当初はAWS版のみだったが2020年にはVMware ESXi版の販売が開始された。 YAMAHA vRXは、Cisco CSR1000VやVyOSなどといった仮想ルータと同…

DESKTOP CIRCULATORの意外な使い道

PCを使っている際の机上や上半身を冷やす為の小さめの扇風機やサーキュレータを探していたところ、ガチャポンでサーキュレータが販売されている事を知った。サーキュレータのガチャポンが置かれている場所をネット上で検索したところ、自宅から一番近い場所…

東京農大のオープンキャンパスに行ってきた

息子の志望校のうちの1校である東京農業大学のオープンキャンパスに行ってきた。 東京農業大学といったら、自分と妻の母校である。 今回の主役は勿論息子ではあるが、農大の今を知りたいという事も有り自分はついていくという形で参加した。 何故オープンキ…