2024-01-01から1年間の記事一覧
業務で商用版のMySQLに触れる機会が生じた為、先日VirtualBoxに導入したAmazon Linux 2023にMySQLのコミュニティ版をインストールしてみた。 今回導入するMySQLのバージョンは、最新版ではなく業務環境でよく見られる「枯れたバージョン」を利用。yumやdnfコ…
Amazon Linuxとは Amazon LinuxはAWSが提供するLinuxディストリビューションで、Amazon Linux 2023は2023年3月15日にGA(General Availability:一般公開)され、当記事の作成の段階ではAmazon Linuxの最新バージョンである。AWS界隈ではAL2023という略称が…
今年も、ネットワーク・インフラ技術やそれらを用いたソリューションサービスに関する国内最大規模の展示会であるInterop Tokyoに行ってきた。 昨年に引き続き、AIやゼロトラストセキュリティとインフラおよびIPネットワークとの融合が強く意識された出展が…
SONiC Workshop Japan 2024とは 2024年5月24日(金)、お台場にあるdocomo R&D OPENLAB ODAIBA(台場フロンティアビル)にて開催された。 オープンソースのNOS(Network Operating System)であるSONiCに関する日本語での交流を目的としたイベントで、SONiCを…
今年のゴールデンウィーク期間中は奥多摩の石尾根を鷹ノ巣山から奥多摩駅方向に縦走した。晴天の中、鷹ノ巣山の山頂からの眺望や尾根歩きを堪能する事が出来た。 今年の5月をもって自分はYAMAPを5年間利用し続けてきた事に気がついた。今回はYAMAPの使用感に…
Debian GNU/LinuxベースのソフトウェアルータVyOSの公式サイト内のVyOS Networks Blogにて、今年4月25日に投稿された記事 Community,Contributors,User Base and LTS builds が少し荒れた。 VyOSのコミュニティ自体が小規模、もしくはVyOSのコミュニティに興…
3年程前にホワイトボックススイッチのNOS(Network OS)であるSONiCをVirtualBoxにデプロイし、L2 MC-LAGやIP Clos構成等を組んで色々遊んでいたが、その際に導入したSONiCはMicrosoft社が開発しLinux Foundationで管理しているOSSなSONiCである。一方、OSS版S…
前回および前々回の記事では、VMware FusionにてOcNOSをデプロイし初期設定と動作確認を行なった。 OcNOSのダウンロードサイトでは動作環境としてVirtualBoxも挙げられているものの、ダウンロードサイト内で入手する事が出来る導入手順書(OcNOS VM VirtualB…
4月に入り、そろそろ新しいバージョンがリリースされるだろう(※1)という事でOpenBSDのサイトにアクセスしたら、OpenBSD 7.5が4月5日にリリースされていた。 今回はバージョン7.4からのアップグレードではなく、インストーラのisoファイルをダウンロードしV…
時々見ているVyOS Network Blogの2024年3月15日の記事にて、VyOS 1.4.0-epa2がリリースされた旨の記事が掲載されていた。epaとは、early production accessの略称である。 https://blog.vyos.io/vyos-1.4.0-epa2-release VyOS Network Blog VyOS Network Blo…
前回はOcNOS VMのvmdkファイルの入手とVMware Fusionへのデプロイを行い、初期設定としてホスト名やsshログインの為の設定等を実施した。 OcNOS VMは他の仮想アプライアンスのような評価版ライセンスを適用させる作業は無い為、デプロイ完了後はすぐに設定や…
開発に日本人の技術者が深く関わっている点や提供元のIP Infusion社(米国)のCEOが日本人である点だけでなく、2021年以降通信事業者を中心に導入事例が急激に増加しているネットワークOSという点などから以前から気になっていたOcNOS。今回は試用版であるOcNO…
Linuxや*BSD等のようなUNIXライクなOSやmacOS等でシステムの情報をCLIで出力する為のツールであるneofetchを、20年程前にリリースされたOSで実行可能にするための備忘録。 Linuxの各ディストリビューションや*BSD等がパッケージで配布しているneofetchではな…