かじってみた
前回および前々回の記事では、VMware FusionにてOcNOSをデプロイし初期設定と動作確認を行なった。 OcNOSのダウンロードサイトでは動作環境としてVirtualBoxも挙げられているものの、ダウンロードサイト内で入手する事が出来る導入手順書(OcNOS VM VirtualB…
前回はOcNOS VMのvmdkファイルの入手とVMware Fusionへのデプロイを行い、初期設定としてホスト名やsshログインの為の設定等を実施した。 OcNOS VMは他の仮想アプライアンスのような評価版ライセンスを適用させる作業は無い為、デプロイ完了後はすぐに設定や…
開発に日本人の技術者が深く関わっている点や提供元のIP Infusion社(米国)のCEOが日本人である点だけでなく、2021年以降通信事業者を中心に導入事例が急激に増加しているネットワークOSという点などから以前から気になっていたOcNOS。今回は試用版であるOcNO…
9月中旬にYAMAHAのソフトウェアルータであるYAMAHA vRXをVMware ESXiにデプロイしトライアルライセンスを適用させてから時々いじって遊んでいたが、3ヶ月間の試用期間はあっという間で、今月末をもってトライアルライセンスが期限切れとなり試用期間が終わる…
前回は、YAMAHA vRXをデータセンタのWANルータ(至側)、中古で購入したYAMAHA RTX810をユーザサイト側のWANルータ(自側)としてIPsec VPNの簡単な設定を投入し、拠点間のVPN通信を確立させた。 今回もYAMAHA vRXの拠点間通信の対向先としてYAMAHA RTX810を使用…
前回は、VMware ESXiにデプロイしたYAMAHA vRXのWAN側およびLAN側にIPアドレスのアサインやsshログインの為のsshサーバ設定、時刻情報を外部のNTPサーバから取得する為の設定など初期設定を実施した後、トライアル用の基本ライセンスとオプションライセンス(…
ヤマハが2019年9月に販売開始した仮想ルータvRX。自宅のPCにて稼働するVMware ESXiにYAMAHA vRXをデプロイした様子を当ブログにて2回にわたり公開した。今回は続編として、YAMAHA vRXの初期設定とトライアルライセンスの適用に至るまでの流れを記事に残した…
企業向けのルータやファイアウォール製品を開発・販売してきたヤマハ株式会社が、2019年に仮想ルータvRXの販売を発表。当初はAWS版のみだったが2020年にはVMware ESXi版の販売が開始された。 YAMAHA vRXは、Cisco CSR1000VやVyOSなどといった仮想ルータと同…
6WIND VSRは、前々回の記事にて記載したとおり、高性能かつスケーラブルなソフトウェアルータ製品群である事をセールスポイントとしている。 6WIND VSRを含めCisco CSR1000vやJuniper vMX等のようなソフトウェアルータでは、パケットを高速に処理する為の仕…
前回は6WIND VSRの評価版ユーザの登録とVSRのVirtualboxへのデプロイを行い、初期設定とインターネットへの疎通確認、評価版ライセンスのアクティベートまで終えた。 評価版ライセンスを適用させた事により、ライセンス有効期間の30日間はVSRはvBR(Virtual B…
qiitaで色々なソフトウェアルータを紹介している記事を拝見。その記事の中に記載されているソフトウェアルータの提供元の各リンクを踏みまくった結果、6WIND社のVSRに興味を持った為、評価版のアカウントを作成し6WIND VSRを試用してみた。 尚、HPEもVSR1000…
SONiCの学習用動画に関するメモ。 CiscoやJuniperの通信機器や通信プロトコルの解説動画が公式非公式問わず沢山有るのだが、ひょっとしたらSONiCも有るかもしれないという事で、Youtubeにて探したら数は少ないものの有った。 SONiCだけで検索するとセガの某…
Debian GNU/LinuxベースのNOSであるCumulus LinuxとSONiCの設定方法と設定ファイルについて簡単にまとめてみた。(というより晒しただけ) 製品版ではなくJenkinsから落としてくるSONiCのBGP設定について腑に落ちない所が有り、SONiCを再度デプロイから始め、C…
前回の「SONiCを少しかじってみた」ではSONiCをVirtualBoxにデプロイし、Cumulus VXとの間でBGPを張らせた。 そして今回はSONiCに実装されているWarm Boot機能の動作確認をし、SONiCの再起動(Cold Boot)と通信断の時間を比較してみた。 SONiCのWarm Bootにつ…
昨年6月以来の「かじってみた」シリーズ、今回はホワイトボックススイッチのNOS(Network OS)であるSONiCをVirtualBoxにデプロイしてみた。 そして、商用のホワイトボックススイッチのNOSとして多くのデータセンタにて導入が進んでいるCumulus Linuxの仮想…
飽きずに今回も、Kemp Technologies社のロードバランサ kemp LoadMasterの仮想アプライアンス版いじり。Webサーバ2台の負荷分散設定の後、クライアントからLB間のHTTPSのやりとり(SSLハンドシェイク)をWiresharkで覗いてみた。 4回連続のkemp LoadMasterネタ…
今回は、Kemp Technologies社のロードバランサ kemp LoadMasterの仮想アプライアンス版で、Webサーバ3台の負荷分散設定とSorryページの表示設定をやってみた。3日連続のkemp LoadMasterネタ。しかしメンタル不調は継続中につき「かじってみた」レベルにまだ…
Kemp Technologies社のロードバランサ、kemp LoadMasterの仮想アプライアンス版で、FTPサーバ3台の負荷分散設定をやってみた。 前回は、kemp LoadMasterの仮想アプライアンス版をPCで動作するVirtualboxにデプロイし、Freeライセンスを適用させた後、GUIで設…
無節操な事に、かじってみたシリーズ第3弾となってしまった今回の対象は、kemp LoadMasterというロードバランサの仮想アプライアンスのコミュニティサポート版。以前より、無料で使用出来、且つ自分用PCのスペックで軽快に動作するロードバランサの仮想アプ…
HPE VSR1000とは、その名のとおりサーバでお馴染みHPE(Hewlett Packard Enterprise)社製のソフトウェアルータ。 HPE MSRシリーズルータのOSであるHPE Comware 7からハードウェア依存な機能を省き、VMware ESXiなど仮想化プラットフォームをサポートするx86な…
前回はMirageOS Unikernelという特定のプログラムを動作させるだけの極小OSを動かしてHello Worldを出力させて遊んでみた。 MirageOS含め、Unikernelのアーキテクチャの全貌を掴めたという訳ではないが、MirageOSへの興味が強くなった為、更に先に進んでみる…
Alpine Linuxと同程度もしくはもっと小さいサイズのOSは無いかネット上をふらふら彷徨っていたら、ユニカーネル(Unikernel)という物に出くわした。 特定のプログラムを動作させるだけの極小OS、極小カーネルに興味を持ち、自分用PCで動作しそうなものをVirtu…