メモのページ - チラシの裏メモ 3枚目

通信技術や気になった事を黙々とメモし続ける

東京農大のオープンキャンパスに行ってきた

息子の志望校のうちの1校である東京農業大学のオープンキャンパスに行ってきた。
東京農業大学といったら、自分と妻の母校である。
今回の主役は勿論息子ではあるが、農大の今を知りたいという事も有り自分はついていくという形で参加した。



何故オープンキャンパスに参加?
参加者側が教員や学生や施設などを直接見聞きする事が出来る為、志望校および学部・学科の特徴を掴むにはオープンキャンパスの参加が最適かと思う。
よって、交通費(や志望校の場所によっては宿泊費)が許す限り受験生が志望校のオープンキャンパスに参加する意義は大きいだろう。
息子の場合、通っている高校の方針でオープンキャンパスの参加が2年生の全生徒に対し強制だった為に面倒臭くても参加しなければならないという事情が有ったが、帰宅後あらためて聞いてみると満足していたようである。


灼熱の通学路
自宅から通学する事から農大の最寄り駅は小田急線の経堂駅となるのだが、猛暑日の中で駅から農大までの約20分は灼熱地獄だった。
農大までの道はオープンキャンパスの参加者でいっぱいだったが、前後から聞こえる声は「暑い」ばかりでオープンキャンパスや農大の話をしている人はほぼ皆無といった状況。先週の早池峰山登山で日に焼けた腕に突き刺さる感じでヒリヒリして痛い。日傘を持参すれば良かった。


オープンキャンパスで何を見た?
農大のオープンキャンパスは予約制で、7月中旬に予約開始。同伴者は1名のみOK。受付時間は4部制(10:00、10:30、12:30、13:00)となっている。

経堂門入ってすぐのところで、オンラインの参加証をスマホで表示させて受付の学生さんに見せる。
自分ら親子は10:30入場で予約していて30分程早く到着したが、入る事が出来た。
アカデミアセンターで冊子とペットボトルの水を受け取り、QRコードがプリントされた細長い紙を腕に巻き付け、そこから先は自由行動。
自分ら親子は息子が志望している森林総合科学科の展示がある1号館の4階に移動した。

学科毎に1つの広い教室が割り当てられ、その中で学科に属する各研究室が研究内容を展示しているといった感じで、教員や学生さんが説明にまわっていた。
息子は生態学や自然保護に関係が深い研究室を中心に見て周り、疑問点は説明担当の学生さんに直接質問していた。
他の学科の研究室や科目にも興味が有ったようで、自分の出身学科にも足を運んで自ら質問をしていた。
森林総合科学科の模擬授業に参加。30分という短縮された時間の中で、林業の現状と将来の展望について、ロボットの林業への利用やドローンの活用事例を踏まえての説明を聞いた。

午前中で1号館の4階を一通り廻って息子はそれで満足したようで、その後は100周年記念講堂のカフェテリア「グリーン」でランチ、進化生物学研究所の「食と農の博物館」を見学し帰路についた。



その他、雑感など
自分が学生だった頃から大きく変わり、世田谷キャンパス内の中央には新しい校舎が建ちグラウンドは綺麗な人工芝になり学科や研究室は再編されて、まるで別の学校のようだった。今の農大は学部名と学科名が長い。自分が学長や理事長だったら、農学部林学科など農学部⚪︎⚪︎学科に戻すに違いない。学生だった頃は何とも思っていなかったが、社会人になって学生を受け入れる側となった今では、学部名や学科名をいじるより教育環境や研究環境を更に充実させる方が大事でしょうと思う。

サークルの部屋が有った常盤松別館は無くなり、農大の附属小学校(東京農業大学稲花小学校)の敷地になっていた。相模女子大の附属の保育園(幼稚園?)も無くなり、世田谷キャンパスの東側の雰囲気も変わった。
自分の学生時代に有った、経堂駅周辺や農大通りの弁当屋数件は無くなっていたが、ラーメン屋や定食屋は増えていた。食べる事に関しては今の方が充実しているかもしれない。



https://www.nodai.ac.jp/ 東京農業大学
https://www.nodai.ac.jp/admission/event/opencampus/ オープンキャンパス
https://www.nodai.ac.jp/academics/reg/for/ 東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科