メモのページ - チラシの裏メモ 3枚目

通信技術や気になった事を黙々とメモし続ける

葬儀後から納骨までの流れ

11月2日に他界した父の、葬儀後から四十九日法要、納骨までの流れ。

他界から葬儀までの流れは、以下のリンク先。
http://d.hatena.ne.jp/debslink/20151107/1446827038

葬儀の後から四十九日および百か日法要までの流れを簡単にではあるが時系列にまとめてみた。
メモリアルホールで実施するような内容ではなく、地域の風習に沿った内容となっている。


施主: 自分
地域: 岩手県花巻市湯本地区(実家)
宗派: 曹洞宗
葬儀: 11月6日に実施
ただし、曹洞宗とは言え地域によって各イベントの内容は異なる。
四十九日法要と納骨は同日実施。
加えて、お寺側の配慮で四十九日と百か日の法要が同日実施となった。



11月8日(日)
11:00 葬儀屋が家に来て祭壇の片付けを実施。
併せて葬儀の請求書を受け取る。葬儀費用と会食の費用は別請求だった。

15:00 葬儀から2日経った11月8日に、弟とお寺に行って四十九日の実施日と内容に関して打ち合わせ。
自分の家族と弟家族のみ参加で少人数の為、お寺の本堂ではなく位牌堂での実施との事。
本当の四十九日目は12月19日であったが、次の日が月曜日であり移動の疲れを残したくない為に前日の12月18日に決定。
その日の住職の空き時間が9:00しかなかった為、9:00開始に決定。
お寺側曰く、法要は今回のように前もっての実施は宗教上問題無いが、遅れての実施は良くないとの事。

お寺側で準備する物: 法要時に使用する蝋燭と香炭
自分が前日までにお寺に持参する物: 4尺の塔婆 x2本、沈香、花 x1対、供物(菓子と果物)
自分が当日にお寺に持参する物: 骨壷(お骨入り)、遺影、位牌、団子、一杯飯、納骨時に使用する蝋燭と線香。

火葬場で受け取った埋骨許可証は、四十九日法要前日までに市役所に提出。
(市営墓地である為に提出先は市役所)
団子は本来、家で米粉で作るものだが、今は冷凍の物が仏具屋で売られている。
墓石には、納骨日までに戒名を墓石屋に彫ってもらわなければならない。


11月9日(月)
この日は月曜日につき、実家に残っているのは自分一人。嫁と息子は土曜に先に帰宅。弟は仕事。
10:00 会食会場となった料亭に行き、代金支払い。
14:00 帰宅につき花巻を出る。遺骨が入っている骨壷と仮の位牌を三鷹まで持ち帰る。
父他界の前日から10日間も花巻に居た事になる。
11月9日週に、葬儀屋へ代金振込みを嫁が実施した。


11月14日(土)
再び花巻へ。
市内の墓石屋に行き、墓石に戒名を彫る事を依頼。
墓の場所と戒名を墓石屋に伝える。
11月下旬に、墓石屋より代金と施工日の連絡を受ける。家に請求書が郵送された次の日に代金振込みを嫁が実施した。


12月5日(土)
再び花巻へ。
墓園に行き、墓石に戒名が彫られている事を確認。
お寺の前にある店にて、4尺の塔婆と沈香を購入。沈香は10.0gで5,000円もした!


12月18日(金)
父の遺骨が入った骨壷と仮の位牌を持ち、再び花巻へ。
Cisco Systemsダンボール箱に入れてある為、中に入っているのは通信機器ではなく遺骨と位牌である事は誰も気付く事は無いだろう。
14:00 お寺に行き、4尺塔婆と沈香、供物(菓子と果物)、お花1対と位牌を引渡し。
お布施(四十九日と百か日法要の代金)を納める。金七万円也。
位牌に関して説明を受ける。
(説明内容に関しては左記リンク先 http://d.hatena.ne.jp/debslink/20151219/1450527257)
15:30 市役所に行き、埋骨許可証を墓園使用許可証を提出。
19:40 嫁と息子が新幹線で来る為、新花巻駅に迎えに行く。


12月19日(土)
8:30 遺骨が入った骨壷と遺影、一杯飯、団子、納骨の時に使用する花と蝋燭と線香を持ってお寺へ。
花や団子などは車の中に残し、骨壷と遺影はお寺の方に渡し9時まで休憩。
9:00 位牌堂で四十九日法要と百か日法要開始。
9:30 法要終了。住職さんより骨壷と塔婆、一杯飯と団子を受け取り、墓園に車で移動。
弟は住職を乗せて車で墓園に移動。

9:45 墓園に到着。墓石屋が早く来て待機していた。
納骨の際の墓石移動は墓石屋が実施。
墓石の前に祭壇を作り、蝋燭と線香と一杯飯と団子と遺影を祭壇に飾る。
父の骨を収めた後、墓石屋が墓石を元の位置に戻す。住職さんが読経開始。
読経の後、団子をその場に居る全員で食べ、一杯飯のご飯の部分を墓石直下の土の上に置き、一杯飯が盛られていた茶碗をその場で割る。
骨壷と割れた茶碗は、墓石屋が持ち帰り処分するとの事。
10:00 納骨終了。
会食は実施しない為、一同解散。弟は住職を乗せてお寺に向かう。
自分らは実家に戻る。
12:30 弟家族と一緒に市内で昼食。その後は位牌や仏具などを持って三鷹に帰る。



...葬儀後から12月18日までの間、2週間に1度は実家に戻り、市役所や病院や銀行等を廻り様々な手続きを実施していたが、上記では省略している。
一般的な四十九日法要や納骨と比較すると簡略化された内容となったが、可能な限り地域や宗派の方法に沿う形にした。
納骨後、家に持ち帰った物は位牌(繰出位牌)と実家の仏壇にあった本尊(仏像)と小さな仏像2体。
仏壇はまだ準備していなかった為、購入までの間は箪笥の上に仮置きの状態。