「きょうのはてなブログ」の欄内に気になる記事が掲載されていた。
皿洗いに関しては、皆は只もくもくと洗っているか面倒臭がって洗っているかのどちらかだと思っていたが、コメントの内容やスターの数から判断すると、洗う事に意義を見出している方が思っていた以上に存在しているようである。
皿洗いは脳に良いからみんなもやろう - 脳内模写
https://gutchom.hatenadiary.jp/entry/20220420/1650438392
上記の記事にて著者のぐっちょむ様は、皿洗いの利点として以下の3点を指摘している。
・皿洗いで身に付く計画性
・皿洗い中に感じる手応え
・皿洗いを終えて気分爽快
皿洗いに関して、計画性が身につく・自分の手で動かすと気持ちがいい・物が綺麗になると嬉しい...という利点が挙げられている。
洗う順序や洗った後の置き場等を工夫する事で計画性が身につく、実際に手を動かす事で経験する事が脳に刺激を与える、皿を洗った後は気分爽快になる...というもので、皿洗いは決して退屈な単純作業ではないのである。
自分の場合
我が家では、調理は妻で食器やフライパンや調理器具などを洗うのは自分が実施している。在宅勤務が続いている為、朝昼晩の全てを担当。
食洗機を置くスペースが無い為に手で洗うのは必須となっている。鍋に付いた焦げを落とすところまでやるとそれなりに時間を要する為、長時間になる程自分の時間と化すのである。
ここが良い！皿洗い！
大変恐縮であるが、当記事の体裁は参照先のぐっちょむ様の真似である。
以下は、自分の食器洗いのまとめ。
・食器や調理器具などの状態を把握する
- ひび割れや欠け、食洗用洗剤の残量のチェック
- シンク内ゴミポストの状態をチェック
- 洗う順番は適当
・脳内テクニカルチェック
・脳内YouTuber
1番目は良しとして2番目3番目は何？と思われる方居るでしょう。
詳細は以下のとおり。
食器や調理器具などの状態を把握
洗っているだけでなく、食器の欠けや変形やヒビや白い跡（水道水のミネラル）、フライパンや鍋などに付いたコゲ等のチェックをほぼ毎回実施している。
買い替えが必要な状態であればその場でhalt。フライパンや鍋などに付いたコゲ等の対応は優先度を低くし、残りはさっさと洗う。シンク内やシンク周りは一番最後。
洗う順番はいつも決めてないが、すすぎは茶碗やコップや小さい物を先に済ませるようにしている。
ちなみに、洗剤は花王のキュキュットを使用。
脳内テクニカルチェック
最近は、ゼロトラストネットワークやSSO認証などの概要や設定に関して頭の中で整理しながら手は食器洗い...といった感じで並行して進めている。
自分の頭の中には、脳内テクニカルチェックや脳内YouTuber用に予約されたメモリー領域と食器洗い用に予約されたメモリー領域が有って、頭の中のCPUがマルチタスクでそれぞれを同時に実行している状態だ。
例えば今晩の場合だと、ゼロトラストサービスを提供するZscalerのZPAの通信について、ユーザーがWebアプリにアクセス開始したところからユーザーがWebアプリで何か処理するまでの間の一連の処理の復習を頭の中で行う一方、手は皿洗い...といった内容だが、刃物を扱う際は脳内テクニカルチェックは一旦停止となる。
脳内テクニカルチェックで扱うのは、業務の内容だけでなく気になる内容や認定試験の内容など。分からない箇所が有ったら皿洗い後に確認する。
脳内YouTuber
上記の「脳内テクニカルチェック」の内容を、テクニカル系の解説動画を配信しているようなYouTuberになった気分で頭の中で解説する。
解説方法は今のとこと2パターンが存在する。1つ目は脳内エンジニアが解説するもの、2つ目は霊夢と魔理沙が無機質な声で解説するもの。
霊夢と魔理沙の脳内再生は意外と厳しく、最近は脳内エンジニアの出番が圧倒的に多い。
勿論、食器洗いしながらであるが、刃物を扱う際は脳内YouTuberは一旦停止となる。
ここまで読んでくださった皆様は、普通に洗えよとツッコミ入れている事だろう。しかしこちらは完全に自分の世界に入っている。
自分の場合、もくもくと食器を洗っていると「SSO認証のサービスOkta以外で何が有ったかな」といった些細な内容から気になり出し、「EIGRPのLocal Computationって何だっけ？」など気になり出したら止まらなくなるのだ。席に居たら即座にGoogleで検索し確認出来るのだが、食器を洗っている最中で一旦止めて確認しに行くのは面倒なので頭の中で整理出来る所は整理し...といった感じ進めている。
ちなみに、脳内テクニカルチェックや脳内YouTuberは食器洗いの時のみ実行され、他の家事では全く別の事を考えている。
エンジニア生活に彩りがありますように。
