WS-X6516A-GBICの基本構造

WS-SUP32-GE-3Bに加えて、Slot1に挿入しているラインカードであるWS-X6516A-GBICに関しても調べてみた。

2007年頃、Catalyst6500における光ケーブルのラインカードでは最も導入されていたであろうWS-X6516-GBIC。
今ではGBICはSFPに取って代わり、データセンタやNTTの局舎などでは見かける事が非常に少なくなってきたが、Home Labではまだまだ現役。

show moduleコマンドを叩くと出力されているとおり、Catalyst6500のSUPだけでなくラインカードにもIOSが動作している。しかしラインカード上のIOSは通常運用時は直接操作する事が無い為、普段から意識する必要は無い。

WS-X6516A-GBICのハードウェアに関して、以下に簡単にまとめてみた。

行頭の数字は画像内を参照。(画像をクリックすると拡大表示)
間違いや不足箇所は、判明次第追記および修正する事とする。

1. GBIC Port: Port1つに対し1MBのBuffer。Port ASICの両脇に見える。
2. Port ASIC: 4Port毎に1つ実装されている。
3. Replication Engine: HYPERION ASICとも言う。
4. Fabric ASIC: SSA(Super Santa ANA)ASICともいう。SUP32の場合は共有バスにのみ接続。
5. 共有バスコネクタ: 32Gbps
6. クロスバーコネクタ: SUP32の場合はSwitch Fabricコネクタは使われない。
7. 電源コネクタ

Port ASICの数等で異なる部分はあるものの、WS-X6548-GE-TXなどX65系ラインカードは、大体このような感じ。
CEF256対応。
WS-X6516A-GBIC自体は最大256Gbpsの転送能力と24Mppsのフォワーディングレートを持つものの、SUP32と同一筐体で使用する場合は残念ながら最大限まで発揮する事は出来ない。

Catalyst6500のアーキテクチャ的観点で言うと、ラインカードは全て物理インターフェースに該当する。
上記5と6で、バックプレーンと接続する。

画像内のWS-X6516A-GBICには、DFCドーターカード(DFC3Cなど)やCFCドーターカードなどは搭載されていない。
SUP32の場合はDFC未対応につき装着不要。