マスク着用の理由 - インフルエンザ編

通勤中の電車車内に、インフルエンザ対策としてのマスク着用が意味の有る事なのか話している一団が居ました。
彼らの話を聞いていて、ふと学生時代の実験を思い出しました。

ウイルスは、園芸で使用される素焼きの鉢の横側(底ではない方)も通過する事が出来ます。
マスクの繊維の隙間は素焼きの鉢の壁面の非常に細かな孔(穴)よりもはるかに大きく、マスクの着用直後はウイルスを通過させてしまいます。

着生植物を栽培している人であれば誰でも見た事が有ると思いますが、潅水後暫く時間が経つと鉢の壁側がしっとりと濡れているのを見る事が出来ます。鉢の中の水分が壁面の細かな孔を通り蒸発する為です。
また、タバコモザイクウイルスやシンビジウムモザイクウイルスを通過させる実験をした農学部の学生や元学生も居るのではないでしょうか。

マスクの着用後少し時間が経つと、着用者の息に含まれる水分がマスクの繊維に付くようになります。
マスクの繊維でウイルスを遮る事は出来るかも知れませんが、息に含まれる水分がマスクの繊維に付き、ウイルスが繊維に付いた水分に引っかかる事で、体外にウイルスを出さない(体内にウイルスを入れない)事が期待出来るのです。
よって、マスクの着用は決して無駄では無いのです。