息子の中学受験記 - 4ヶ月間奮闘記

息子の中学受験が無事に終わった。
当ブログでは受験記と言うと自分の資格試験を指すが、今回は、昨年秋に突如沸いた我が家の大イベント、息子の中学受験を纏めた。(※1)

[第一志望校]
夏休みの直後、息子は突如中学受験をしたい旨の発言。クラスメートの影響を受けたようだ。
最初は都立三鷹中や電機大付属中だったが、受験勉強開始時期があまりにも遅すぎた事ややりたい部活や校風や息子の意思を考慮し、明星学園中を受験する事になった。


[息子]
小学校:市内の公立小学校
学内での成績:理科や算数はテストでほぼ毎回100点を取るレベル。低くても85点など。国語は90点台が多い印象。
受験勉強開始時期:6年生の夏休み直後。
学校の宿題:ほぼ毎日。日によって量に差が有り、ほんの10分程度で完了するものもあれば数日要するようなものもあり。(※2)
受験勉強の時間:1日あたり1~2時間。勉強よりもプログラミング(Scratch)の時間が圧倒的に長い。
余暇:プログラミング、野鳥観察。
ゲーム:全くやらない。
普段読んでいる本:SUPER理科事典 (受験研究社)、化学図録 (数研出版)、詳説日本史図録 (山川出版)、Scratchで学ぶ プログラミングとアルゴリズムの基本 (日経BP)。
性格:漫画のキャラクターで言うと「雲のジュウザ」(北斗の拳)
塾:小学校の6年間、全く行ってない。
模試:11月に受けた四谷大塚の「第5回合不合判定テスト」のみ。国語と算数の正答率は3割強、理科と社会の正答率は6割弱。明星学園の志望者が息子1人だけだった為に合不合判定は参考にならず。


[結果]
第一志望:明星学園中 (A日程) / 受験科目 国語、算数 ★合格★
第二志望:明星学園中 (C日程) / 受験科目 国語、算数 ★未受験★
チャレンジ:千葉御三家の1校 (一般) / 受験科目 国語、算数、理科、社会 ★合格★
第一志望校の面接試験を終えて1階出入り口に現れた息子は、手応え充分だったようで余裕たっぷりな様子だった。

明星学園中学の偏差値は、80偏差値が31(市進)、35(日能研、R4)、46(みんなの中学情報)といった感じで、難関や中堅レベルにカテゴライズされる学校ではない。
しかし、大学受験とは異なり浪人なんてものは無い為、短期間で一発で合格出来るよう学習プランを作成した。

面倒臭がり屋で自分でペースを決めて勉強を進めていくタイプではなかった為、親側でペースやノルマを決めて受験勉強を進めた。
しかし、1月に入ってから急にやる気モードになり、自ら進んで受験勉強を進めるようになった。過去問の得点が80点を越えるようになり、その勢いを落とす事なくチャレンジ校と明星学園中の受験に突き進んだ。

明星学園中学主催の入試説明会にて、算数・国語共に合格点の最低ラインは40点台、合格者の平均点は60点台との説明が有ったが、過去3年間受験者数が増加につき今回も増加する事を見込み、得点75~80点を目標に学習プランを立てた。(※3)
受験勉強の開始時期が遅かった為に、使用する問題集は最低限に抑え、何度も解かせた。
下記の過去問や問題集を1周解かせたところ、途中計算のケアレスミスが少なくなかった為、算数第3~5問目に見られる長文問題集よりも四則計算に重みをつけて勉強を進めた。
漢字は、漢字を書けるだけでは駄目で、ハネやハライなどが採点者に分かり易いよう丁寧に書かせた。


[過去問]
中学過去問シリーズ 明星学園中学校 5年間スーパー過去問2019年度用 (声の教育社) (※4)(※5)
中学過去問シリーズ 明星学園中学校 5年間スーパー過去問平成26年度用 (声の教育社)
上記の2冊を一番多く使用した。20数年前にあった、田中康夫氏(作家/元長野県知事)が出した大学受験本の内容を思い出し、過去問を軸とした受験勉強となった。
5年分では量が足りない為、大学受験の赤本同様にバックナンバーを購入し10年分解かせた。10月~受験前日まで。
国語と算数共にAB両日程の過去問全問を一度解いたら終わりではなく、受験直前まで何度も解かせ、出題傾向や難易度を掴ませた。
部分点に関しては国語と算数共に辛口採点とし、自信が無い設問は納得出来るまでその日のうちに何度も解かせた。
上記問題集の最新版は学校説明会や入試説明会会場にて販売されていた物を購入、バックナンバーはアマゾンにて購入。
国語の文章問題は、自分が大学受験の時に予備校で教わった解き方を伝授しただけでなく、たまに筆者(出題者)ではなく息子自身の意見で解答する...というクセを修正させた。正答率が倍近く上がった。(※6)


[算数]
特訓ドリル 算数 小6文章題 (受験研究社)
自作問題集
特訓ドリルは、算数第2問目に出題されるような短めな文章題の問題の練習用に使用。11月~12月。
自作問題集は嫁が作成。第1問目の計算問題に類似した整数・少数・分数の四則計算問題を作成し解かせた。12月~受験前日まで。
算数の問題第1問目と2問目だけで40点近い配点である為、計算問題と短い文章題は確実に解答させたいところ。


[国語]
漢検 漢字学習ステップ5級 改訂三版 (日本漢字能力検定協会)
ちびむすドリル 漢字書き取りテスト https://happylilac.net/sy-k6test.html
ちびむすドリル 四字熟語書き取りテスト https://happylilac.net/sy-yozizyukugo.html
漢検の問題集は6年生の春に開始。5級で小学校6年生レベルなので5級で充分。11月の終わりまで何度も解かせた。4月~11月。
漢検の問題集を2周し終えた後、ネット上で見つけた漢字や四字熟語の問題集をプリントアウトし何度も解かせた。11月~受験前日まで。
論説文や小説の読解問題は参考書を購入せず上記の過去問をひたすら解かせた。算数の第6問目は長文問題が出題される傾向がある為、国語の読解問題は決して手を抜いてはいけないと判断した為である。


[面接]
学校案内にて同封されている資料(入学者向けの学校案内)を熟読させ、どのような学校か掴ませた。
志望動機とやりたい事の2点を朧けながらでも良いので考えさせ、親子で時々話をする程度。
面接時の態度に関してはあれこれと細かな事は言わず、座ってくださいと言われたら座る・ハキハキと話す・両手は膝の上、の3点を守るよう口酸っぱく言っただけ。面接の練習は1月末に家で2回。教材は使用せず。


[親の心構え、その他]
過去問は1周目は正答率は30~50%程度だったが決して怒らなかった。初回なんてそんなもの。
受験勉強の開始が遅過ぎた為、過去問や問題集を何週もやって、正答率が80%近くになればよいと開き直って望み、問題集をあれこれ買い与え新規に解かせるような事はしなかったが、それが良かったのかもしれない。
塾に通っていなかった為、解説は夫婦で実施した。嫁は国語と算数、自分は算数と理科と社会。
息子がやりたい部活について多少の知識はあった為、日ごろの会話に盛り込んでモチベーション維持につとめた。
受験当日。チャレンジ校では上位50%以内に入れば合格だから、明星学園中では上位80%以内に入れば合格だから...とプラスの方向に捉えさせて安心させて(?)受験に望ませた。


[総括]
・受験勉強の開始時期がもう1年ちょっと早ければ.....明星学園のような校風でもう少し上のレベルの学校。例えば、大正時代の自由養育運動に関係する学校を中心に探せばもう1~2校は受験出来たかもしれない。成蹊とかかな?
・過去問問題集を軸とした勉強方法を他の方々に勧めるかどうか聞かれたら自分は否定するだろう。ハマると効力が最大限に発揮されるが、出題傾向や難易度が変わった際は総崩れする可能性が高い為である。まさに諸刃の剣。
また、志望校に合格する為の手法であり入学後の勉強に関しては一切考慮されていない点にも留意すべきだろう。
明星学園中の算数は長文問題が出題される。長文の中に答えを導く為のヒントが記載され決して難しい内容ではないと思うのだが、国語が苦手な人は長文問題用の問題集が必要かもしれない。


※1 上記の記載内容を参考に受験勉強をさせたとしても合格の保証は出来ません。不合格になったとしても責任は取りません。あくまでも参考程度に捉えてください。
※2 自主学習という自由研究のような宿題が月に1~2回出される。面倒臭がっていたが、後々チャレンジ校合格の強い要因となったと思う。
※3 入試説明会の際に目視で子供達の人数を数えた結果、80人を超えていた。この時点で昨年のA日程受験者数を超えていた。志望者全員が入試説明会に来ているとは思えなかった為、合格者平均点プラス10点を考えた。
2月3日追記:日能研の出願倍率速報によると、A日程の出願者数は男女合わせて99人だった。https://www.nichinoken.co.jp/np5/schoolinfo/bairitsu/cmp/13.html
※4 購入後に気が付いたが、10年分解かせるのであれば平成25年度用を購入しなければならなかった。
※5 チャレンジ校の赤本は1周のみ、全科目実施。
※6 代ゼミの現代文講師だった出口先生のやり方とほぼ同じ。