このニュースを目にして最初に思った事は「やはり」だった。
今一つ冴えないCiscoのiWAN機能の開発やサポートは縮小させてViptelaのSD-WANを殺さずそのまま持ち込めば、SD-WAN市場においてもシェアを独占する事が出来るだろうと考えていた。
今年の初め頃に、新横浜の某所にてViptelaのvEdgeルータに触れる機会があった。
設定に必要な情報さえ揃っていれば、SD-WAN環境の構築が容易だった事を覚えている。
しかもvEdgeルータのCLIはCisco IOSライクなものである為、普段からCiscoルータやスイッチに触れている者にとって取っ付き易いと思われる。
元々CiscoにあったiWANとの関係はどうなるのだろう。
vEdgeルータで動作していた、BGPベースのViptela独自のプロトコルはどうなるのだろう。
買収後も、非常にわかりやすいViptelaのSD-WANソリューションを生かし、可能であればViptela側の方に収斂してほしいと思っている。
https://newsroom.cisco.com/press-release-content?type=webcontent&articleId=1841607
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1705/02/news052.html